2014/07/08

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀:地域の絆で、“無縁”を包む」

7月7日(月)のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」は「地域の絆で、“無縁”を包む」と題して、豊中市社会福祉協議会のコミュニティ・ソーシャルワーカー・勝部麗子さんを取り上げた。その仕事ぶりがドラマ『サイレント・プア』の主人公のモデルとなった方である。ひとりひとりの困窮者、ひきこもりの方などに細かく暖かい目を注ぎつつ、各種行政サービス・NGO・近隣住民との橋渡しをする。同僚を指導し、公務員とてきぱきと交渉する実務家の顔と、困窮者と共に涙を流す人情家の顔を併せ持つ人。ドラマ『サイレント・プア』が単なる作り話でなく、本当にこの人の日々の活動を元に作られていると感じられた。所謂「ゴミ屋敷」を、孤立していた本人を説得し、近所の住民も動かして一緒に手を携えて片付けるのは、『サイレント・プア』の第1回と同じだった。

21世紀に最も必要とされている日本人の姿だと思う。再放送は10日木曜深夜(日付が変わって金曜早朝)。

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