2011/01/22

QIの件について:再度、お礼とお断り

(BBCからQIでの山口さんの扱いについて正式の謝罪が出されましたので、私達の抗議の当面の目的は達成されたと思います。従って、これ以上抗議送付のお願いはいたしません。しかし、前後の経緯について調べてみたいと思われる方がおられるかも知れませんので、これらのページは、当面、このままにしておきます。)

BBCで放送されたコメディー・ショーQIが二重被爆者を無神経に扱った件で、私の呼びかけにご賛同下さり、苦情を送って下さった方、ありがとうございます。今回、メディアでこの件が報じられて以来、私のささやかなブログにもたくさんの方のアクセスがあるようで、コメントやメールをかなりいただきました。コメントが時々、Bloggerの自動スパム検出機能にひっかかり、直ぐに公開されないことがありますが、気づき次第(特に問題や悪意のないものは)、公開しますので、直ぐに反映されない時には、半日か1日後にご確認下さい。

QIは大変人気のあるコメディー番組です。この番組で被爆者を無神経に扱ったことについて、最初に気づいてBBCに苦情を送ったり、大使館に知らせたりしたのが、私とは限らず、他の視聴者の方である可能性も高いです。ニュース記事に書かれている、「在留邦人」に私が含まれるにしても、私はその1人に過ぎません。また、この件で、私は、このブログの読者を含む、知人、友人にご協力をいただき、ブログやTwitter、facebook、Mixi等で知らせていただきました。特に、ブラッドフォードのTakaoさん、ロンドンの守屋さん、saebouさん、リーズのYSさん、東京のおはるさんには速やかに、かつ熱心にご協力いただき、お礼を申し上げます。

4 件のコメント:

  1. お初にお目に掛かります。

    某BBC「QI」問題でこのブログに巡り会えたことを、とても光栄に思います。

    わたくしも抗議というか、英国的な一感情と受け止めて記事を書かせて頂きました。
    ただ、少し考えると、原爆の悲劇をあまりにも知らなさすぎる現状というのは、国際的に考えたら日本の比較には乏しいものだと改めて無力的なモノを感じたように思います。

    BBCにも良心があっても良かったのでは…と思う反面、それが国民的なものであるならば、それを受け入れなければいけないのかな?というのが私的所感であります。
    ただ、別のブログではバラエティーとしてのとらえ方の考え方というものもあり、少し考えさせられました。鉄道のくだりとかは、やはり英国ならでは…というものもありましたし、それを皮肉ったのであれば逆に日本がどうのではないのか?と思ったり。

    今回の件に関しても、このブログをお借りしてBBCに抗議のメールを送り、記事にもしました。Yoshiさんのご活動に改めて敬意を表します。遠い空の元で、ありがとうございました。

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  2. T. Kiyomizuさま、

    確かに、原爆の問題について、日英での受け取り方の違いは超えがたい距離があります。また、特にバラエティー番組とか、コメディーで扱えるトピックの範囲にも大きな差があるとは思います。それだけに、その違いを伝える努力が大変意味を持つのではないかと思いました。日本人から言われて、そうか、と思う人も沢山いるでしょうから。 Yoshi

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  3. 朝日新聞25日夕刊によると、BBCはトンプソン会長名で、陳謝する内容の書簡を在英日本大使館に送ったそうです。21日付けの書簡だそうですので、BBCのHPに謝罪文をのせたのと同じ頃かとおもわれます。BBCは何が問題なのか理解してくれたのだと思います。Eモバイルの猿広告と同様に、一つ一つの事例からお互いに学びを積み重ねて行くことが大事だと思いました。

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  4. おはるさん、

    お知らせありがとうございました。新聞買っていたのに見落とすところでした。助かりました。

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