2018/10/31

市民講座は難しい

昨日は以前常勤で働いていた職場での市民講座の企画を、ああでもない、こうでもない、と考えていた。研究者としての実力も、また知名度もない私が、受講料を払ってくださる一般の方々を集めるのは大変難しくて、いつも本当は開催して貰えない程しか受講者が集まっていない。事務局に心配と無駄な労力をかけっぱなし。市民講座の企画を考える度に、自分の能力の無さを痛感し落ち込む。

今年前期は、別のところの市民講座で、企画しても受講者が集まらず開催できないという事態になり、事務局に大きな迷惑をかけた。講師として審査していただき、その上でパンフレットに載せるなど、一定のお金と労力はかかっているだろうが、無駄になった。私は、常勤教員の頃は他人がやりたがらない所謂「雑務」係としてこき使われていると思っていたが、仕事を辞めた今となっては私の職業人としての価値はそうした雑務をやることくらいしか無かったことに気づく。


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