2010/01/09

Whitefriars Shopping Centre, Canterbury




Friarシリーズの最後は、Whitefriars Shopping Centreです。ここはカンタベリーのショッピング街でももっとも賑やかなところ。2002年に私が留学した時にはまだ工事中でした。カンタベリーの外からも沢山の買い物客を集め、カンタベリーは、今や、観光と大学の町と言うだけではなく、ショッピングの町となって、隣接のAshfordと競い合っています。このショッピング街には、以前に僧院(Whitefriars Priory)があったようです。White Friarsというと、一般的にはカルメル会修道士 (Carmelites) なのですが、カンタベリーにあったのは、聖アウグスティヌス修道会(Augustinians / Austins)の僧院だったようです。彼らは14世紀にこの地に僧院を築いたと書いているウェッブ・ページがあります。この修道院もBlackfriarsやGreyfriars同様、16世紀前半、ヘンリー8世時代の宗教改革により閉鎖されました。その後、建物がどうなったのか、まだ私も調べておらず、最近まで何か残っていたのかもしれませんが、不明です。この街区は1942年のドイツ軍の大爆撃により、ほぼ完全に破壊された地域です。従って、何か修道院の後が残っていたとしても、その時に無くなったことでしょう。

4 件のコメント:

  1. ライオネル2010年1月11日 22:19

    私が、カンタベリーへ行った時は、こんな風景はありませんでした!
    ビックリです!
    カンタベリーがこんなになっているなんて・・・・
    あの古い石畳がすきなんですけど・・・・

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  2. ライオネルさま、
     いつカンタベリーに行かれたか分かりませんが、Whitefriars Shpping Centreの区域は町全体のごく一部で、本文にもあるようにもともと爆撃を受けた場所ですので、第2次大戦後に出来た商店が建っていた場所です。そこを再開発したに過ぎません。もちろん大聖堂周辺などの古い石畳の町並みはまったく変わっていません。 Yoshi

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  3. ライオネル2010年1月13日 16:32

    Yoshi様
    そういえば、最期に行ったのは2010年だったので、もう10年ですか・・・・・時間の流れの速さにビックリします。
    その頃は近代的な建物は、目につきませんでしたから・・・・
    カテドラルには2回行っています。
    こういう近代的建物って、カンタベリーに似合わないような気がします・・・・でも、最近何処の町でもこんな風に、なりつつあるんですね。

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  4. ライオネル様、
     確かに古めかしい家並みというわけにはいきませんが、ショッピング街としては車も入らないし、敷石が敷かれ、ゆったりとした通りで、建物もすっきりした外観で、悪くないと思います。どちらにしろ、ここは爆撃の後ですから、新しい建物を造るしかないので。大きな問題は、日本でもある程度そう言えますが、イギリスはどこに行ってもM&Sとか、Bootsとか、Nextとかいった同じ店しかないということですね。

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