観劇日: 2010.1.25 11:00-4:00
劇場: 歌舞伎座
制作: 松竹
1. 春調娘七種
(はるのしらべむすめななしゅ)
2. 梶原平三誉石切
(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
ー鶴ヶ岡八幡社頭の場ー
3. 勧進帳
4. 松浦の太鼓
主な役者:
1. 橋之介、染五郎、福助
2. 幸四郎、左団次、東蔵、歌昇
3. 団十郎、勘三郎、梅玉
4. 吉右衛門、歌六、吉之助、芝雀、梅玉
私は歌舞伎は滅多に見ず、伝統に関する知識も無く、良し悪しの判断も出来ないので、ここでは、見た、という記録だけです。1は踊り、2から4の中では、2が特に面白かったです。梶原平三という武士が、金が必要で刀を売りに来た町人の、その刀の試し切りをする話。4は忠臣蔵の外伝。吉良屋敷の隣りに屋敷を構える松浦鎮信(吉右衛門)のところで、討ち入りの夜に起こった出来事。
歌舞伎座が閉じるまであと3ヶ月あまりかと思います。閉館する前に行っておこうと思い、妻と出かけました。上記のような超豪華キャスト! 日頃、ロンドンの劇場ばかり行っている私には、実にエキゾチックな世界。弁当を食べたり、居眠りをしたり(笑)、のんびりとした日本の演劇文化の楽しさを満喫し、大いに満足。歌舞伎では、休憩時間が長いこともあるけれど、5時間も劇場に居ても、そう大変とは感じません。劇がそれ程緊張感が無く、ゆったりした時間が流れるのが、かえって心地良いですね。西洋演劇にはなかなか無い、種類の違ったエンタティメント体験だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿