Almeida Theatre 公演
観劇日:2019.3.12 19:00-22:00
劇場:Almeida Theatre
演出:Rupert Goold
脚本:Anne Washburn
デザイン:Miriam Buether
照明:Jack Knowles
音響:Paul Arditti
音楽:Max Perryment
衣装:Lisa Aitken
出演:
Khalid Abdalla (Yusuf)
Fisayo Akinade (Mark)
Raquel Cassidy (Jools)
Risteárd Cooper (Lawrence, Richard)
Elliot Cowan (Jim)
Tara Fitzgerald (Teresa, Laurie)
Adam James (Andrew)
Justine Mitchell (Allie)
☆☆☆ / 5
トランプ政権下のアメリカを描く新作。ニューヨークに住むリベラルな男女数人が週末を過ごす別荘に出かけるが、大雪でそこに缶詰めになって、延々とトランプについて議論する:何故彼が選ばれてしまったのか、誰が彼に投票したのか、等々。その合間に、他の切り口から、現代アメリカに関する独立したエピソードが挟まれる。繰り返し出てくるのは、アメリカの白人農家の養子になったアフリカの黒人の若者(つまり昔からいる黒人ではなく、新移民のアフロ・アメリカン)。また、悪魔のスーパーマンみたいな扮装をしたトランプとジェイムズ・コーミーFBI元長官のやり取りなど。休憩を含めて3時間にわたる長編。ひとつのドラマに収斂していく作品ではなく、どんどんトピックが拡散していき、まとまった形で終わらない。興味深い劇だったけど説得力には乏しい。アルメイダには珍しく空席も目立ち、観客の評価も高くないようだ。
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