NHK BS1で「戦争を知らない子供達へ」の再放送を視聴した。沖縄戦でゲリラ兵としてかり出された14~16歳の10代の少年達からなる「御郷隊」という少年ゲリラ部隊。1780名が招集され、約半数が死亡したそうだ(ウィキペディアによる)。軍部の違法な招集方法、同じ村で育った仲間の死を身近に見続けるという悲惨な体験、そして精神をむしばまれ、精神病院に監禁された人もいた。アメリカ軍が占領した自分の村に、上官の命令で火を放った少年もいた。少年達が立てこもった恩納岳の野戦病院では、歩けず足手まといになる(少年も含めての)負傷兵を軍医が撃ち殺した。ある少年兵は、共に戦った友人が歩けなくなった途端に撃ち殺された。彼はこのことを遺族に伝えられず今に至り、この番組の撮影を契機に始めて友人の兄弟に会って、死の経緯を伝えることとなった。苦しみ続けた戦後の現実を本人達の証言と、一部はアニメによる再現で構成している。
これは、イスラム国やアルカイダが今やっていることと同じ。国ごと日本はアルカイダだった。
その沖縄で、今日も軍事ヘリコプターの部品(窓)が小学校の校庭に落下し、一部は児童の体にも当たった。日本では沖縄だけが敵の上陸を経験し、その地では基地が集中して、戦争は完全に終わってない。
御郷隊(鉄血勤皇隊)についてのウィキペディアの解説
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